Blogブログ年計表とは?年計表のメリット、デメリット
- 経営コラム
- お知らせ
年計表とは?
こんにちは!資金繰り改善アドバイザーの辻朋子です
会社の数字をみるときのポイントの1つが「時系列」でみることです
そもそも時系列とは、ある現象の時間的変化を観察して得た値の系列のこと。
数字をみる際に、ある一定時点の数字を見て、良し悪しを判断するのではなく、時間的変化を見た方が正しい意思決定につながりやすくなります。
そこでおすすめしたいのが「年計表」の作成と活用です
1.年計表とは?
2.年計表のメリットとは?
3.年計表のデメリットとは?
4.まとめ
1.年計表とは?
年計表とは、当月を含めた過去12ヶ月間(1年間)の数字を合計した額を毎月表したものです。
決算は、年に一回だけ12ヶ月間分の累計の数字を計算しますが、年計表は、毎月決算をしているようなものです。
したがって、会社の今の状態を確認する上でとても有効です。
例えば、売上高の年計表の場合
2025年の4月の年計の数字は、前年(2024年)5月から2025年4月までの12ヶ月の売上の累計額
2025年の5月の年計の数字は、前年(2024年)6月から2025年5月までの12ヶ月の売上の累計額
つまり1ヶ月ずつずらしながら数字を合計して表にしたものです
2.年計表のメリットとは?
年計表の作成、活用のメリットは、季節変動の影響を受けないことです
その月を含む過去12ヶ月の累計を毎月計算するため、年間を通じて起こる季節変動がきちんと盛り込まれます。
例えば、売上の年計表の場合、売上が多い月、少ない月がすべて含まれるため、売上が上がり調子なのか、それとも下降気味なのがかすぐにわかります。
トレンド(上昇、下降)がいち早く把握できるわけです
その結果、異常な数字の早期発見につながり、タイムリーな意思決定、経営判断ができるようになります
参考までに、私がアドバイスをしてる会社の中には、売上の年計表によって下降トレンドに早く気づくことができてスピーディーな対策を講じたことで、下降トレンドに歯止めをかけることができました。
3.年計表のデメリットとは?
・年計表のデメリットは、毎月、過去1年分のデータを再集計するため手間がかかりますが、Excelを上手に活用することでほとんど手間をかけることなく更新することができます。
・年計表は、1年間の累計のため、当月単月の急増や急減に気づきづらい点がデメリットの1つです。
つまり長期的傾向の把握に適していますが、短期の急激な変動がとらえづらくなります。
しかし月次決算を使うことで、短期的な変化を見落とすことは防ぐことができます
4.まとめ
年計表は、会社の状況を把握するために有効活用できる優れものです。
ぜひ経営数値を分析するためのツールの1つに加えていただくことをおすすめします。
なお年計表は、売上高だけでなく、営業利益や経常利益などを使ってつくることもできます。
ぜひ年計表を作成して上手に活用して、会社の成長と安定につなげていきましょう!
※年計表のフォーマットは「資金繰り表の作り方講座」で進呈しています
Contactお問い合わせ
サービスに関するご質問などお気軽にお問い合わせください。
営業時間 平日9:00~16:00


