Blogブログ会社の攻めの経営を支える!成果を出す経営者が実践する「資金繰り表」5つの絶対的活用術
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こんにちは。資金繰りの本質改善コンサルタントの辻朋子です。
「もっと事業を拡大したい」「新しいビジネスに投資したい」と、常に高い目標を掲げて会社を成長させようと
突き進む経営者ほど、実は「資金繰り」という強力な味方をつける必要があります。
攻めの経営と、無謀なギャンブルは違います。
アクセルを思い切り踏み込んで会社をさらに成長させるために、
資金繰り表はこれからビジネスを大きくしていくための必須の「武器」になることは間違いありません。
今回は、ビジョンに向かって挑戦を続ける意欲的な経営者に向けて、資金繰り表を経営の最強ツールに変える
「5つの活用術」を具体的に解説します。
うまく活用して、ブレない経営基盤を手に入れましょう!
活用術1:未来の「資金ショート」を未然に防ぐ
どれだけ売上が立っていても、手元の現金がなくなれば会社は倒産してしまいます。いわゆる「黒字倒産」です。
資金繰り表を作成する最大のメリットは、「◯ヶ月後に、いくらお金が足りなくなるか」という未来のピンチを、
事前に目に見える形にできることです。
3ヶ月後に資金がショートすると「今」分かっていれば、売掛金の回収を早める、支払いを交渉する、
融資の手続きを動かすなど、打てる手は無数にあります。
しかし、直前になって気づいたのでは、もう手遅れです。
資金繰り表は、会社を予期せぬ危機から守り、安心して次の「攻めの一手」を打つためのセーフティネットになります。
活用術2:自社のお金の「構造(癖)」を正しく確認する
お金の構造を確認する最大の目的は、「本業の収入だけで、すべての支出を賄えているか?」を見極めることです。
実は、資金繰りにおいて会社が健全かどうかを測る一番の指標は、ここにあります。日々の経費だけでなく、
借入金の元本返済やその他の諸々の支出を含めた「すべての出ていくお金」が、本業で稼いだ現金(収入)の範囲内に収まっているでしょうか?
仮に決算書の上で利益が出ていたとしても、本業の収入ですべての支出を賄いきれていないのであれば、
それは「過去の貯金(手元の現預金残高)を取り崩しながら、なんとか回しているだけ」に過ぎません。
厳しい言い方をすれば、意図せず「実質的に資金ショートに向かっている」のと同じ状態です。
資金繰り表で時系列にお金の出入りを追うことで、決算書だけでは見えてこない自社の本当の財務構造
(=バケツのどこから水が漏れているのか)が丸裸になります。
この事実を正しく把握して初めて、一時しのぎではない「本質的な改善」に着手できるのです。
活用術3:「投資」に踏み切る最適なタイミングを判断する
「新しい設備を導入したい」「優秀な人材を採用したい」「新規事業に投資したい」 そう考えたとき、
感覚だけで投資を決めていませんか?
資金繰り表があれば、「今、この投資にお金を使っても、会社の血液であるキャッシュは回り続けるか?」
が数字で一発で判断できます。
・投資した後に残る手元資金の推移をシミュレーションする
・「半年後に投資する方が、安全に事業を拡大できる」といった時期の調整ができる
勘や経験だけに頼る投資ではなく、数字の裏付けがある「確実な攻めの投資」ができるようになるのです。
活用術4:自社に最適な「身の丈借入計画」を確認する
事業を大きくしていくプロセスで、金融機関からの融資は強力なレバレッジになります。
しかし、資金繰りに悩む多くの会社で起きているのが「コロナ禍で借りた融資の返済が始まり、返済額が身の丈を超えて
経営を圧迫している」という状況です。
金融機関からお金を引っ張ってくる際、絶対にやってはいけないのが「いくら借りられるか?」で決めることです。
大切なのは、資金繰り表を使って「いくらだったら無理なく返せるか?」を事前に必ず確認することです。
身の丈の借入(返済能力)を確認する手段として、決算書の「利益」をベースに計算する方法もあります。
しかし、それはあくまでも理論上の話です。
実際の経営では、売掛金の入金ズレや在庫の増減、経費にならない保険料の支払い、車両購入時の分割払いなどがあるため、利益とお金は一致しません。
だからこそ、実際の現金の動きを追いかける「資金繰り表」で確認することの方が、圧倒的に確実で安全なのです。
資金繰り表上でリアルにシミュレーションしながら、
・毎月の返済額を身の丈の範囲内に収めるための「借入額」
・会社に負担をかけない「返済期間」
・事業が軌道に乗るまでの「据置期間(元本返済を猶予してもらう期間)」
を自社主導で計画し、決定していくことが極めて重要になります。
もしすでに返済が身の丈を超えてしまっている場合でも、資金繰り表で現状を把握できれば、借り換えなどを活用して毎月の返済額を削減し、手元の現預金を必要以上に減らさない対策を講じることができます。
活用術5:銀行交渉(融資引き出し)の最強の材料にする
銀行からスムーズに、かつ好条件で融資を引き出すためには、銀行員を納得させる「根拠」が必要です。
その時に最も威力を発揮するのが、細部までしっかりと作り込まれた資金繰り表です。
銀行に対して、
「なぜこの金額が必要なのか(資金の使途)」
「借りたお金をどう回してお金を残し、毎月どうやって確実に返済していくのか(返済の原資と道筋)」
を、資金繰り表という数値計画をベースに、明確な根拠を持って説明してみてください。
銀行側は「この経営者は、自社の財務を完璧に把握している。これなら安心して貸せる」と判断します。
資金繰り表は、金融機関との強い信頼関係を築き、有利な交渉を進めるための最強の武器になるのです。
まとめ:資金繰り表を武器に、さらなる成長ステージへ!
資金繰り表は、単なる「お金の記録」や、ピンチをしのぐための守りのツールではありません。
前を向き、果敢に次のステージへと挑戦を続ける経営者にとって、資金繰り表がこれから会社を大きく成長させるための強力な「武器」になることは間違いありません。
数字という確かな裏付けがあるからこそ、経営者は迷うことなく、自信を持ってアクセルを踏み込むことができるのです。
どんぶり勘定から脱却し、この最強の武器をうまく活用して、あなたの会社の可能性をさらに広げていきませんか?
「自社の資金繰り、財務の構造を一度じっくり見直して、成長の武器に変えたい!」
「うちの会社の返済額は、本当に身の丈に合っているか診てほしい」
という方は、ぜひ私の「資金繰りメールサポート」をご活用ください。
メールを通じて、あなたの会社のリアルな数字やお悩みに寄り添い、本質的な財務改善に向けたアドバイスを
丁寧にお届けします。
まずは一人で悩まず、お気軽に現状をメールで聞かせてくださいね。
【著者プロフィール】
辻 朋子(つじ ともこ)
株式会社スマップス 代表取締役/資金繰り本質改善コンサルタント
35年以上にわたり1,000人を超える経営者の「生の声」と「経営の実態」に向き合ってきた現場のエキスパート。
売上が急拡大し利益が出ている会社でも「借入金があるから資金繰りが回っているだけ」という会社は非常に多いです。
そういう会社に対して「手元に残高があるうちに」「金融機関から融資が引っ張れるうちに」
資金繰りの本質改善を行うことを提唱しています。
そして、本業の収入の範囲内ですべての支払いと借入返済がまかなえる構造にして、
強い基盤をつくることをアドバイスしています。
「難しい経営数字がとにかくわかりやすい!」と好評のYouTubeも配信中。
経営者の「孤独な決断の答え合わせ相手(頼れる軍師)」として、独自メソッド「2つのバケツ理論」などを通じ、
絶対に黒字倒産させない「最強の守り」を固める伴走サポートを提供しています。
好きな言葉:事実は1つ。解釈は2つ。
数字とお金の不安から解放され、確信を持って「事業の成長と挑戦」を楽しめる社長を増やすことが私の使命。
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