Blogブログ【資金繰り改善のやり方】その対策、ただの延命?それとも「本質改善」?
- 資金繰り
- 経営改善
- 辻朋子のブログ
- お知らせ
こんにちは。資金繰り本質改善コンサルタントの辻朋子です。
日々の売上を大きく伸ばし、事業を前に進めるために全力を尽くしている「攻め」の社長。
そんな社長がふと「最近、ちょっと資金繰りが苦しいな…」と感じたとき、どんな手を打ちますか?
「とりあえず、来月の支払いのために銀行に追加融資をお願いしよう」
「支払いの優先順位を変えて、なんとか今月を乗り切ろう」
実は、世の中に溢れている「資金繰り改善のやり方」のほとんどは、こうした目先のお金をかき集めるため、支払いを先延ばしにする方法だったりします。
しかし、ここに大きな落とし穴があります。
資金繰り改善には、
・その場しのぎの「一過性の改善」
・会社のお金の構造(お金が残り続ける仕組み)そのものを強くする「本質的な改善」
の2種類があるのです。
今回は、この2つの違いと、攻め社長こそ知っておくべき「本質改善」のステップについてお話しします。
それは「対症療法」ですか?それとも「根本治療」ですか?
多くの社長がやってしまいがちなのが、一過性の資金繰り改善です。
これは医療に例えるなら、熱が出たからといって原因を調べずに「解熱剤」を飲み続けているようなものです。
・一過性の改善(対症療法): 追加融資を受ける、支払いを先延ばしにする、社長個人のお金を会社に入れる
・本質的な改善(根本治療): なぜお金が残らないのかという「構造上の原因」を突き止め、
お金が自然と残り続ける仕組みをつくる。
もちろん、明日ショートしてしまうという緊急事態なら、解熱剤(融資など)を打つことも必要です。
しかし、お金が減っている原因(病気の根本)を治さないまま、銀行から借りたお金で残高を満たしても、それは「まやかしの安心感」にすぎません。
厳しい現実を言えば、借入金でギリギリ回っているということは、「実質、すでに資金ショートしている」のと同じ状態なのです。
本質改善への第一歩は「資金繰り表を実績で作成すること」
では、どうすれば会社を根本から立て直す「本質改善」ができるのでしょうか?
そのために絶対に欠かせないステップが、「資金繰り表を実績で作成すること」です。
多くの会社では、「数ヶ月先のお金がショートしないか」を確認するための「予測の資金繰り表」ばかりを作ろうとします。
しかし、予測だけでは「なぜお金が減っているのか」という過去の漏れを特定することはできません。
会社経営には、売上や利益を表す「損益のバケツ」と、実際の現金の動きを表す「資金繰りのバケツ」の2つがあります。
攻め社長は、損益のバケツに水を勢いよく注ぐ天才です。
それなのに手元にお金が残らないということは、「資金繰りのバケツ」の底に大きな穴が空いている証拠。
過去から現在までに、実際にお金がどう動き、どこへ消えたのかを正確に記録した「実績資金繰り表」を作るからこそ、初めてそのバケツの「穴(原因)」がどこにあるのかを特定し、塞ぐことができるのです。
経営者の仕事は「作成」ではなく「マネジメント」
「そうか、じゃあ今すぐ簿記の勉強をして、自分で資金繰り表をイチから作らなきゃいけないのか…」
そう思った社長、どうぞご安心ください。
私は経営者が自ら手を動かして数字を作る必要は一切ないと思っています。
経営者に必要なスキルは、数字を「作ること(作業)」ではなく、出来上がった数字を見て「分析し、経営に活かす(マネジメント)」スキルです。
実際の作成は、社内の経理スタッフに上手にバトンタッチすればいいのです。
もちろん、経営者自身が資金繰り表を作成することで、これまでにない気づきや発見があるはずです。
しかしそこに時間や労力をかけるより、税理士が作ってくれる試算表や、社内の経理担当が作ってくれる数字を、単なる「集計係の資料」から「経営の意思決定のための武器」へと変えていくこと。
損益のバケツ(PL)と資金繰りのバケツ(資金繰り表)、この2つのバケツを両方ともプラスにするために数値を管理し、コントロールしていくことこそが、経営者がやるべき本当のマネジメントです。
もし、自社だけで穴が見つけられなかったり、どんな基準でマネジメントしていけばいいか迷ったりしたときは、信頼できるプロ(専門家)に頼るのも一つの手です。
そのときに大切なのは、「自分がどちらを望んでいるか」によってサポートしてくれる相手(プロ)を選ぶことです。
・「とにかく今すぐ目の前のお金を集めるアドバイス(その場しのぎ)」を望むのか。
それとも、
・「根本的に資金繰りを改善してお金が残り続ける構造に作り変えるアドバイス(本質改善)」を望むのか。
「資金繰り改善」一口に言っても、このように大きく2種類あることを、ぜひこの機会にしっかり認識しておきましょう。
ご自身が望む未来に合ったプロをパートナーに選ぶことが、何よりも重要です。
自社を、お金が残る体質にするには、根本的にお金の構造を作りかえることです。
融資に頼る「その場しのぎの対症療法」から、「本質改善」へと、舵を切り替えていきましょう!
【辻朋子の資金繰りメールサポートのご案内】
「うちのバケツのどこに穴が空いているのか、プロの目で一緒に診断してほしい」
「経理スタッフを上手に巻き込んで、資金繰りのマネジメント体制を作りたい」
そんな攻め社長のために、あなたの会社の「実際の数字(決算書や試算表、資金繰り表)」だけをベースに伴走する
「辻朋子の資金繰りメールサポート」をご提供しています。
誰にも相談できない経営数字の悩みや、投資の決断の「答え合わせ」ができる頼れる軍師として、
メールのラリーを通じて自社のお金の構造を根本から改善していきます。
一過性のやり繰りはもう終わりにして、どこから突かれてもビクともしない、
圧倒的な「最強の守り」を一緒につくっていきませんか?
少しでも興味を持っていただけた攻めの社長さんは詳細をチェックしてみてくださいね!
【著者プロフィール】
辻 朋子(つじ ともこ)
株式会社スマップス 代表取締役/資金繰り本質改善コンサルタント
35年以上にわたり1,000人を超える経営者の「生の声」と「経営の実態」に向き合ってきた現場のエキスパート。
売上が急拡大し利益が出ている会社でも「借入金があるから資金繰りが回っているだけ」という会社は非常に多いです。
そういう会社に対して「手元に残高があるうちに」「金融機関から融資が引っ張れるうちに」
資金繰りの本質改善を行うことを提唱しています。
そして、本業の収入の範囲内ですべての支払いと借入返済がまかなえる構造にして、
強い基盤をつくることをアドバイスしています。
「難しい経営数字がとにかくわかりやすい!」と好評のYouTubeも配信中。
経営者の「孤独な決断の答え合わせ相手(頼れる軍師)」として、独自メソッド「2つのバケツ理論」などを通じ、
絶対に黒字倒産させない「最強の守り」を固める伴走サポートを提供しています。
好きな言葉:事実は1つ。解釈は2つ。
数字とお金の不安から解放され、確信を持って「事業の成長と挑戦」を楽しめる社長を増やすことが私の使命。
【孤独な決断に、確信を】
社長の「壁打ち相手」として伴走する、完全個別メールサポートの詳細は下記よりご確認いただけます。
Contactお問い合わせ
サービスに関するご質問などお気軽にお問い合わせください。
営業時間 平日9:00~16:00


