Blogブログ【攻めの融資】過去の決算書がイマイチ…でも諦めない!銀行から資金を引き出す「逆転の提出資料」とは?
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こんにちは。資金繰り本質改善コンサルタントの辻朋子です。
「事業の波を乗り越えて、今は業績も絶好調!資金繰りにも余裕がある!」
「今こそ設備投資や人材採用に資金を投じて、一気に攻め込みたい!」
しかし、いざ銀行に「今後の攻めのための融資」を相談しに行くと、必ずと言っていいほどこう言われませんか?
「では、直近3期分の決算書を提出してください」
ここで「ウッ…」と息が詰まってしまう社長、実はたまに見かけます。
それはなぜか?
「今は調子がいいけれど、過去3期の決算書を見せるのはちょっと痛い…」
「赤字の期があったり、債務超過ぎりぎりだったり、数値があまり良くないんだよな…」
過去の数字が理由で「融資を諦めるしかないのかな…」と弱気になってしまう気持ち、よく分かります。
ですが、諦めるのはまだ早いです!
そこで今回は、過去の決算書が傷んでいても、これから攻めたい社長が銀行から融資を引き出すための「とっておきの対策」をお伝えします。
銀行が見たいのは「過去」だけじゃない!
銀行が決算書を求めるのは、その会社のリスクや過去の歩みを知るためです。
確かに、過去3期の決算書が良いに越したことはありません。
ですが、銀行が本当に知りたい、そして一番気にしているのは「貸したお金がちゃんと返ってくるかどうか(返済能力)」です。
過去の決算書がどれだけ傷んでいても、それはもう過ぎた話。
大切なのは「“今”どうなっていて、“これから”どうやって返済していくのか」を証明することなのです。
では、傷んでいる決算書と一緒に、一体何を提出すれば良いのでしょうか?
傷んだ決算書をカバーする「最強のパートナー」とは?
結論から言うと…
過去の決算書と一緒に、「現状をしっかりアピールする資金繰り表」を絶対に提出してください!
「え? 決算書だけでいいって言われたよ?」と思うかもしれません。
ですが、銀行に言われた資料だけを素直に出して「過去の数字が悪いからダメですね」なんて判断されてしまっては、あまりにももったいないですよね。
だからこそ、こちらから「攻めの資料」を追加で提出するのです。
なぜ「資金繰り表」が効くのか?
直近の業績が良く、資金繰りも悪くないのであれば、それを目に見える形(数字)にして銀行に見せることが最大の武器になります。
現在から未来に向けた「資金繰り表」を提出することで、銀行の担当者に次の2つを強力にアピールできます。
1.おカネの管理(資金管理)が徹底されていること
2.これから先の返済能力が十分にあること
銀行の担当者も人間です。
「過去は厳しかったけれど、今の社長はおカネの流れを完璧に把握しているな」
「この資金繰り表を見る限り、今後の返済計画にも現実味があるぞ」
と感じれば、上司や審査部門を説得するための「プラスの材料」ができるのです。
過去がイマイチなら、「数字の裏付け」がある明るい未来で勝負!
要するに、過去の数字がイマイチなら「これからの明るい未来」をアピールすればいいのです。
ただし、ここでひとつだけ絶対に忘れてはならないポイントがあります。
ただ「これから業績が上がります!」「頑張ります!」と口頭で熱弁するだけでは、銀行は動いてくれません。
説得力に欠けますよね。
根拠のないビジョンは、銀行から見れば単なる「絵に描いた餅」になってしまうからです。
だからこそ、「数字の裏付け(=資金繰り表)」を携えることが何より重要なのです。
「これからこういう計画で事業を攻め、その裏付けとなるおカネの流れと返済計画は、この資金繰り表の通りです」
そうやって熱いビジョンと客観的な数字をセットで提示されたら、銀行の担当者も一目置かざるを得ません。
実は私のこれまでのコンサルティング経験の中でも、たとえ「債務超過」に陥っている会社であっても、この作戦でしっかり融資を引っ張ってこられたケースがけっこうあります!
一般的には「債務超過=融資は絶望的」と思われがちです。
しかし、過去の傷を補って余りある「今の資金管理力」と「明確な返済能力」を資金繰り表で証明できれば、銀行はちゃんと評価してくれるものです。
まとめ:過去に縛られず、未来の数字で勝負しよう!
過去の決算書が傷んでいるからといって、ましてや債務超過だからといって、攻めの融資を諦める必要は一切ありません。
・過去の決算書が痛いなら、明るい未来のビジョンで勝負する
・ただし熱量だけでなく、「資金繰り表」という確かな数字の裏付けを携える
・資金管理の徹底と、これからの返済能力を視覚的にアピールする
このステップを意識して、ぜひ堂々と銀行との交渉に臨んでみてください。
おカネの流れをしっかり掴んで、一気に事業を拡大していきましょう!
応援しています!
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【著者プロフィール】
辻 朋子(つじ ともこ)
株式会社スマップス 代表取締役/資金繰り本質改善コンサルタント
35年以上にわたり1,000人を超える経営者の「生の声」と「経営の実態」に向き合ってきた現場のエキスパート。
売上が急拡大し利益が出ている会社でも「借入金があるから資金繰りが回っているだけ」という会社は非常に多いです。
そういう会社に対して「手元に残高があるうちに」「金融機関から融資が引っ張れるうちに」
資金繰りの本質改善を行うことを提唱しています。
そして、本業の収入の範囲内ですべての支払いと借入返済がまかなえる構造にして、
強い基盤をつくることをアドバイスしています。
「難しい経営数字がとにかくわかりやすい!」と好評のYouTubeも配信中。
経営者の「孤独な決断の答え合わせ相手(頼れる軍師)」として、独自メソッド「2つのバケツ理論」などを通じ、
絶対に黒字倒産させない「最強の守り」を固める伴走サポートを提供しています。
好きな言葉:事実は1つ。解釈は2つ。
数字とお金の不安から解放され、確信を持って「事業の成長と挑戦」を楽しめる社長を増やすことが私の使命。
【孤独な決断に、確信を】
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