Blogブログ「黒字なのにお金がない…」の原因はこれ!経営をガラリと変える「2つのバケツ」の基本のキ

2026/09/17 (木)
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「黒字なのにお金がない…」の原因はこれ!経営をガラリと変える「2つのバケツ」の基本のキ

 

     1. はじめに:売上も順調、黒字なのにお金がない…という違和感

     2. 理由:会社には役割が違う「2つのバケツ」がある

     3. なぜ?「利益」と「現実のお金」に強烈なズレが生まれる仕組み

           3-1.  損益計算書には映らない「お金の漏れ穴」

           3-2.  代表的な3つの「ズレの原因」

     4. 目指すべきゴール:両方のバケツを「プラス」にすること

     5. まとめ:難解な決算書は不要!「5つの数字」で答え合わせを始めよう

       

      1.はじめに:売上も順調、黒字なのにお金がない…という違和感 

      「今月も売上はしっかり立っている」

      「決算書を見ても、間違いなく利益(黒字)は出ている」

      それなのに、ふと銀行の口座残高を見ると、思ったほどお金が増えていない。

      それどころか、毎月の支払いや資金繰りにどこかモヤモヤとした不安を抱えている……。

      もしあなたがそんな違和感を抱えているなら、まずは安心してください。

      それは、あなたの経営能力や努力が足りないからではありません。

      売上を伸ばし、事業を拡大できる優秀な「攻め手」の経営者ほど、この壁にぶつかります。

      原因はいたってシンプルです。

      「利益」と「お金」の構造的なメカニズム(ズレ)を知らないだけなのです。

       

      2.理由:会社には役割が違う「2つのバケツ」がある 

      「黒字なのにお金がない」という現象を解き明かすカギは、会社経営には「2つのバケツ」が存在することを知る点にあります。

       

      ◆1つ目のバケツ:『利益のバケツ』(損益)

      「売上 − 経費 = 利益」を表すバケツです。

      税理士さんが作成する決算書や試算表は、主にこのバケツの状態を映しています。

       

      ◆2つ目のバケツ:『お金のバケツ』(キャッシュフロー)

      「収入 − 支出 = 現金残高」を表すバケツです。

      実際に口座の中に残っている、リアルなお金の動きです。

       

      多くの場合、「利益が出ているのにお金がない」状態とは、『利益のバケツ』には水(利益)が貯まっているのに、『お金のバケツ』の底から水(現金)がダダ漏れしてマイナスになっている状態です。

       

      3.なぜ?「利益」と「現実のお金」に強烈なズレが生まれる仕組み 

      「利益のバケツ」に残った水がそのまま「お金のバケツ」に流れ込めば問題はありません。

      しかし、現実の経営では、この2つのバケツの間に大きなズレ(ギャップ)が発生します。

       

      3-1. 損益計算書には映らない「お金の漏れ穴」 

      決算書(損益計算書)は、あくまで「その期間にどれだけの利益が出たか」を計算する書類です。

      実は、「経費にはならないけれど、口座からは確実に現金が消えていく支出」が存在します。

      これこそが、お金のバケツの底にあいた「隠れた漏れ穴」です。

       

      3-2. 代表的な3つの「ズレの原因」 

      お金のバケツから現金が漏れ出る代表的な原因は、主に以下の3つです。

       

      1.借入金の「元本返済」

      銀行への返済のうち、「利息」は経費(利益のバケツ)になりますが、「元本の返済」は経費になりません。

      利益から税金を引いたあとの「残った現金」から支払うため、返済額が大きいと一気にお金が消えます。

       

      2.税金の支払い(法人税・消費税など)

      利益が出れば出るほど税金は増えますが、税金そのものは「経費」になりません。

      手元の現金から直接引き落とされます。

       

      3.売掛金の回収とお支払いの「タイムラグ」

      売上が立っても、現金が口座に入るのが2ヶ月後であれば、その間のお金は増えません。

      仕入れや人件費の支払いが先に来ると、一時的に資金が逼迫します。

       

      4.目指すべきゴール:両方のバケツを「プラス」にすること 

      会社を真に健全にし、手元にお金を残すためのゴールは、たった1つです。

      「利益のバケツ」と「お金のバケツ」、この2つを同時に「プラス」に保つこと。

      どちらか一方だけでは不十分です。

      両方のバケツがしっかり満たされて初めて、経営者は「いつ資金がショートするか」という恐怖やモヤモヤから解放され、自信を持って次の事業展開や投資(攻めの経営)に集中できるようになります。

       

      5.まとめ:難解な決算書は不要!「5つの数字」で答え合わせを始めよう 

      「2つのバケツを両方プラスにするなんて、難しい会計の勉強が必要なのでは?」と思われるかもしれません。

      しかし、分厚い決算書を解読したり、難しい会計や簿記の勉強をする必要は一切ありません。

      経営者が本当に見るべきなのは、経営数字の中にある「たった5つの数字」だけです。

      この5つの数字を使って毎月「答え合わせ」をするだけで、お金のバケツの漏れ穴はピタッと塞ぐことができます。

      「黒字なのにお金がない」という違和感をスッキリ解消し、しっかりと手元に資金が残る経営体質へシフトしていきましょう!

       

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      【著者プロフィール】

      辻 朋子(つじ ともこ)

      株式会社スマップス 代表取締役/資金繰り本質改善コンサルタント

      35年以上にわたり1,000人を超える経営者の「生の声」と「経営の実態」に向き合ってきた現場のエキスパート。

      売上が急拡大し利益が出ている会社でも「借入金があるから資金繰りが回っているだけ」という会社は非常に多いです。

      そういう会社に対して「手元に残高があるうちに」「金融機関から融資が引っ張れるうちに」

      資金繰りの本質改善を行うことを提唱しています。

      そして、本業の収入の範囲内ですべての支払いと借入返済がまかなえる構造にして、

      強い基盤をつくることをアドバイスしています。

      「難しい経営数字がとにかくわかりやすい!」と好評のYouTubeも配信中。

      経営者の「孤独な決断の答え合わせ相手(頼れる軍師)」として、独自メソッド「2つのバケツ理論」などを通じ、

      絶対に黒字倒産させない「最強の守り」を固める伴走サポートを提供しています。

       

      好きな言葉:事実は1つ。解釈は2つ。

      数字とお金の不安から解放され、確信を持って「事業の成長と挑戦」を楽しめる社長を増やすことが私の使命。

       

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