Blogブログ資金繰りが厳しい会社がまずやるべきこと!資金繰り改善の方法「はじめの一歩」とは?
- 経営コラム
こんにちは。辻朋子です。
ここのところ「資金繰り」に関するご相談が続いています。
例えば「毎月月末になると資金繰りに困る」「会社のお金がどんどん少なくなって心配」など…。
そこで今回は、資金繰りで悩んでいる社長と話をしていて気になることをシェアします。
それは…
「資金繰り悪化の根本的な原因を認識していないこと」
原因を分析、認識もせず、資金調達に翻弄しているのです。
もちろん会社を倒産させないためには、足りない資金を何とか集めてくることが必要です。
しかし根本的な原因を解決しなければ、いくらお金を集めてきてもどこかで必ず足りなくなります。
だから私は、資金繰りのご相談をいただいたときは必ず「まずは原因を解明しましょう」と話をしています。
そして3期分の決算書を見せていただきながら、社長からじっくり話を聞き、資金繰り悪化の原因を明確にします。
そのうえでその原因を元から絶つための対策を1つ1つアドバイスしていきます。
なぜなら…
原因によって対策が全く異なってくるからです。
例えば、先日ご相談いただいた会社は「売上の急拡大」が原因でした。
対策は、資金繰りが落ち着くまで、あまり売上を増やさないことです。
それとか「利益が足りないこと」が原因の会社もありました。
その会社はしっかり黒字なのですが利益が足りません。
対策は、借金返済に見合うだけの利益を出すことです。
(必要な利益の計算の仕方をお伝えして、一緒に計算をしました)
つまり「資金繰りが厳しい」「資金繰りが悪化している」と一口にいっても、原因はさまざまだということです。
そして原因によって対策が異なるわけですから、まずは根本的な原因を解明することが「資金繰り改善のはじめの一歩」ということになるのです。
ぜひ参考にしてくださいね!
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