Blogブログ売上が増えているときこそ要注意なのはなぜか?
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こんにちは。辻朋子です
「売上は増えているのに、通帳の残高は増えるどころか減っていく…」
「今月も売上は悪くないのに、手元資金が心もとない…」
仕事は増えていて、利益面でも黒字になっているのに、月末の支払日が近づくと預金通帳とにらめっこしなければならない…
これは、資金繰りが厳しくなる一歩手前の状態です
売上代金の回収、売上の入金がいつであろうとも関係なく決まったタイミングでお金が出ていくものがあります。
社員スタッフへの給与や家賃、外注費、仕入れ代金、社会保険料、税金など。
ここに資金繰りの怖さがあります。
なぜなら、一般的に売上代金は「月末締め翌々月5日払い」など、商品サービスを提供(売上)してから代金を回収(入金)するまでにはタイムラグがあります。
しかし支払い(支出)はそのタイムラグとは異なる動きをします。
つまり「入ってくるお金」と「出ていくお金」には時間のズレが発生します。
まだ売上の入金がないにも関わらず、先にお金を支払わなければならない、という状態が増えます。
そしてこのズレがまだ少額のうちは問題がほとんど表面化しません。
しかし、額が大きくなったり、入金のタイムラグが伸びたり、支払いのタイミングが早くなったりすると、問題が表面化するだけでなく、一気に資金繰りが苦しくなります。
特に、売上が急激に伸びた場合は要注意です。
売上が増えることで、スタッフの数が増えたり、営業手当や残業手当が増えたりします。
おのずと仕入れ、外注費も増えます。
にもかかわらず、入金は数週間後や数ヶ月後という状態に陥ってしまいます。
売上が伸びて、会社が成長しているはずなのに、手元資金(現預金)がみるみる減っていく…という現象が起きてくるのです。
さらに、所有する設備の修繕や買い替えなどの出費が重なったり、取引先からの入金が遅れたり、在庫が通常より過大になることで「入ってくるお金」と「出ていくお金(支出)」のズレがどんどん拡大します。
その結果、利益は出ている(黒字)にも関わらず、お金が回らなくなる、不足するといった「資金ショート」に陥ることがあります。
これが倒産する会社の9割を占めるとされる「黒字倒産」の実態です。
また資金繰りが厳しくなり、悪化していくと他の場面でも影響が出てきます。
例えば、お金をうまく回せなくなり支払いが遅れると、取引条件が厳しくなったり、商品を仕入れることができない、現場がまわらないという状態に陥ってしまうことも…
社内においても、人材採用が厳しくなったり、離職が増えたりします。
そしてそういうときに限って、資金調達のために、金融機関に融資を申し込んでも審査が厳しかったりして…
だから私は、売上が上がっている、会社が成長しているときこそ、資金繰りには注意を払うことが必要だと話しています。
と同時に、資金繰りの状態を把握して、資金不足、資金ショートを回避するために、資金繰り表の作成と活用を提案しているのです。
資金繰りが苦しくなるには必ず予兆があります。
予兆の段階で手を打つことが、資金繰り悪化の道すじを断つことになります。
ぜひ資金繰り表を作って「黒字倒産」を未然に防いでいきましょう!
資金繰り改善アドバイザー 辻朋子
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